体力格差問題・運動会
2015/12/16
子どもは3人とも、私立または区立の幼稚園に通わせました。(引越しもあったので)
秋には恒例の運動会、ありますよね~。
末っ子のコロンちゃんが年長クラスの年、私は47歳。
まあ、クラスの中でも間違いなく私も「最・年長」 😯 。
悲劇! 親子競技
親子競技は「でかパンレース」でした。お相撲さんがはくような特大のトランクスの片足それぞれに、
子どもと保護者が片足ずつ入れます。そして、10mくらい先に置いてあるコーンを走って回って帰ってくる、といった一見簡単なレースでした。
ところが、ところがです。そんな簡単そうな運動でも、47歳の体にとっては思いがけない落とし穴が・・・。
若いママには簡単な競技ですので、練習なしの本番一発勝負!
コロンちゃんのチームはかなり調子がよく、上位でバトンが回って来ました。
さっ、コロンちゃん行くぞ!と思った直後、まず、でかパンの片足に自分の足を入れられない!
コロンちゃんがあっさりと先に足を入れてしまったので、私が片足をかなり持ち上げて入れないといけない状況に。なので、なかなか入らない!
みなさん、普段から運動されている方には理解不能かもしれませんが、私のように運動といったら幼稚園の送迎に自転車こぐだけの人には大変なのです!足を腰のあたりまで上げてズボンに足を突っ込むなんて、あせったらますます難しい~。
ようやくはけたと思ったら、負けず嫌いの末っ子コロンちゃんが、
47歳のおばさんを引っ張って走り出す!
おばさん、引きずられながら斜めに走らされる。
そして前方に、折り返しの赤いコーンがある。
コロンちゃん、スピードも落とさず、コーンを回り始める。
コーナー外側に振り回されたおばさん、態勢が斜めになり、
足が、も・つ・れ・た~。
そして、そのまま、幼児コロンちゃんを巻き込み、顔面から地面に突っ込み、転倒!!
・・・・・・・・・・・・・・・。
ではみなさん、想像してください。
「ドサッ!!」
といった鈍い音に、5歳のコロンちゃんと、47歳の悲しきおばさんがもつれて倒れている姿を。
思わずギャラリーも見てはいけないものを見てしまったような、いや~な雰囲気。
(私も、思い出しただけで、ブルブルっと体温が2度くらい下がったような感じがします。)
コロンちゃんチームの後に控えるメンバーも、心のなかで「あ~、負けだ。もう」といった感じだったでしょう。
砂を払う余裕もなく、私はすぐさま立ち上がりました(本人はすぐさまのつもり)。
転んだことに悔しくて泣いているコロンちゃんに「ママのせい~、ママのせい~」と叱られながら、
顔面の痛さなど感じる暇もなく、残りを走り切りバトンを渡しました。
幼稚園の秋の運動会。親子競技レースで「顔面強打の母」。
痛くなんかない、痛くなんかない。でも、でも、心は痛かった・・・。
ああ~、つな引きだったら、一番後ろで体に縄グルグル巻いて頑張ったのに~!!!
コロンちゃん、ごめんね。
きょうの一句、きょうの一首
運動会 親子競技は パパどうぞ
(我が家の場合、パパも危ない・・・。)
一年に 一度の晴れ舞台 台無しに
子どもの涙と 母の涙と
(コロンちゃん、あなたのせいじゃないからね。)
明日からも頑張ります!みんなも頑張ろうぜい!
↓